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「最近、涙もろい」はうつ病のサインかも?うつ病の初期症状について精神科が解説
こんにちは。
伊勢佐木長者町駅から徒歩1分の精神科・心療内科【ストレスケアクリニック関内】です。
「最近、涙もろくなった」と感じていませんか?
「ちょっとしたことでも涙が出てしまう」という状態が続いているときは、こころが風邪を引いているのかもしれません。
うつ病は「こころの風邪」ともいわれていて、誰にでも起こる可能性があります。
うつ病のサインとは?
2017年(平成29年)の「患者調査」によると、躁うつ病を含む「気分(感情)障害」の患者数は124.6万人とされています。
15年前の2002年(平成14年)では、68.5万人でしたので、約2倍近くも増加していることがわかります。
(参考:厚生労働省「精神疾患を有する総患者数の推移」p3 より) >
うつ病になると、こころと身体にさまざまな症状があらわれます。
次の症状に、当てはまるものはありませんか?
・涙もろくなった
・やる気が出ない
・集中できない
・気分がすぐれない
・朝起きられない
・眠りが浅い
・イライラする
・うまく話せない
・自分を責めてしまう
・下痢が続く
これらは、うつ病の初期症状ですので、2週間程度続いていれば、できるだけ早く受診してください。
うつ病になると涙もろくなる理由
私たちは目に異物が入ったときだけでなく、感情が高ぶったときにも涙を流します。
嬉しいときや悲しいときに、脳の中の前頭葉皮質が刺激を受けて涙が流れるのです。
うつ病は、脳の神経伝達物質であるセロトニンの機能が低下することで、心のバランスが維持できなくなることで発症するとされています。
つまり、うつ病になると、感情をコントロールできなくなって、わけもなく涙が出るのです。
おかしいなと感じたら「ストレスケアクリニック関内」にご相談ください
うつ病が重度になると、動悸がするようになり、日常生活や仕事にも影響を及ぼす恐れがあります。
「うつ病かも?」と思ったら、早めに専門的な治療を受けることが大切です。
【ストレスケアクリニック関内】は、プライバシーに配慮した空間で、丁寧なカウンセリングを行います。
うつ病になった原因を見極めて、患者さまお一人お一人のライフスタイルや症状に合わせた治療計画を立てます。
土曜は13時、火曜を除く平日は18時半まで診療していて(2024年3月現在)、来院予約・問診票の記入はWEB上で行っていただける、お忙しい方も通いやすいクリニックです。
しっかりと患者さまの話を聞くことを大切にしていますので、どのようなことでもお話しください。